2023.05.22
ダイエット・減量中の夕食の摂り方 おすすめの炭水化物と量
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ダイエット・減量をしている最中の夕食は悩むもの。
運動ももちろん大切ですが、ダイエットに一番効果的なのは食生活を変えること。
管理栄養士がおすすめの夕食の摂り方を一緒に考えます。
今回は炭水化物の食べ方です。
●炭水化物は抜くのではなく量を減らして
炭水化物は夜に食べると太るというイメージがあるかもしれませんが、それは食べ過ぎてしまった場合。
私たちの体にとって炭水化物は、内臓や体を動かしたり脳を働かせるための貴重なエネルギー源になります。
炭水化物が体に入ってこないと、体はたんぱく質や脂質からより多くのエネルギーを確保しようとするので逆に太りやすい体質になることもあります。
ダイエット中の炭水化物は全く食べないのではなく、量を減らして食べるのがおすすめです。
(男性であればご飯120g、女性であれば100gくらい)
●白米ではなく玄米や分づき米を
ご飯は食物繊維が多く含まれる玄米がおすすめです。
玄米を炊くのが難しい、苦手な方は3分づきや5分づきなどの分づき米(精米の際にぬかや胚芽をのこしたもの)から試してみるのも◎。
玄米は白米より食物繊維が4倍も含まれているので、宿便の解消や生活習慣病の予防にもつながります。
●麺類はうどんやそばがおすすめ、パンは茶色いものを
麺類はソースや汁に脂質が多くなる場合が多いので、夕食では避けたほうが無難です。
食べるのであればうどんやそばがおすすめですが、たんぱく質も必ず同時に摂取できるようにしましょう。
卵や納豆などは手軽にプラスできるしうどんやそばとの相性も◎です。
パンはお米と同じく、白いものではなくライ麦や全粒粉を使ったような色がついているものがおすすめです。
食事を楽しみながら減量を進めて目標に近づいていきましょう!