2021.11.01
玄米の持つ、知られざる“解毒”パワー
ARTICLE #05
玄米の優秀性とは、一般的にはGI値(糖質の吸収速度)が低く、ダイエットなどに有効であることや、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富であることが有名です。
けれど実は玄米を食べることは上記以外にも健康的な食生活を送る上で大きな意味があります。
基本的なことですが、玄米とは何なのでしょうか。
我々が食卓でよく目にする白米は、玄米を精米したものです。
精米とは玄米の糠層を削り取る工程のことを言いますが、この糠層には前述したビタミン・ミネラル・食物繊維など豊富な栄養素が含まれています。
そのため白米にはこれらの栄養素がほとんど含まれません。
あまり知られていない栄養素がイノシトール・ガンマオリザノールです。
これらの栄養素には抗炎症・抗酸化作用、脳機能改善作用などが多くの研究で明らかにされています。
また、メラニンの生成を抑えたり、血流を促進したり、肌の弾力を向上させる作用もあります。
それだけではなく、体内の解毒器官である肝臓の機能を高め、放射性物質や重金属類の解毒にも効果的である可能性が示唆されています。
放射性物質としてよく話題に上がるセシウムやヨウ素が、脳機能に悪影響を及ぼしたり、日本人の食卓は、実は水銀、鉛、カドミウムを摂取してしまうリスクがあります。
知らないうちに体内に危険な重金属が蓄積されている、などと言った話は絶えません。
これらの話に関しては未だ化学的な根拠は薄く、現時点で正否を断言することができませんが、「火のない所に煙は立たぬ」と言ったことわざの通り、全く無い話ではないと考えています。
だからこそほぼ全てのメニューで積極的に玄米を採用しています。
少なくとも、玄米には摂取する上でマイナス面は極めて少ないです。
そのうえ、白米にはない栄養素が多く含まれていて、解毒作用が増強されることはほぼ間違いのない事実です。
みなさまもぜひ玄米食のBIRUMESHIを食生活に取り入れ、健康増進を図ってみてください!