2022.03.22
消化器内科医に聞いた、食欲抑える食べ物ベスト3
ARTICLE #07
「食欲さえ抑えられれば・・・」
全てのダイエッターを悩ます、食欲。食欲さえコントロールできれば、体重を減らすなんて簡単です。
しかし、痩せようとすればするほど、美味しいものが食べたくなるのはダイエットの常ですよね。
ということで、今回は皆様のダイエットを少しでもラクにして頂けるよう、消化器内科医に食欲を抑える食べ物について聞いてみました。
3位:魚
まず、食欲を抑える上で「たんぱく質」を摂ることは、とても重要です。それは、
たんぱく質食材に含まれるアミノ酸であるロイシンには、mTORという酵素を活性化する作用があり、この酵素は体内のエネルギーレベルが高いと感じさせる作用があるため、空腹感が減少する可能性があることや、
18~20歳の女性を「朝食を食べない群」、「普通の朝食群」、「高たんぱくの朝食群」に分けて調査したミズーリ大学の研究では、高たんぱく群の朝食群はもっとも満腹感が高く、食欲を増やすグレリンというホルモンが少なく、高たんぱく朝食群は夕食後に食べるスナックが高脂肪になる傾向を防いだという研究がある他、たんぱく質を摂ることによる食欲抑制効果を実証した研究は数多く存在します。
その中でも、近年では魚のたんぱく質がよりダイエットに効果的なのではないかという研究結果がいくつか出てきました。
120名の肥満男女を対象に魚タンパクペプチド摂取させた研究では、体重や体脂肪量、ウェスト太ももなどの周径囲が減少した他、CCKが増加したそうです。
CCK(コレシストキニン)は、胆嚢を収縮させ胆汁の分泌を促し、食欲を抑制する機能があるホルモンです。
また、満腹中枢を活性化させる上でとても重要な「ヒスタミン」という物質の材料なる、「ヒスチジン」は、マグロ、ブリ、カツオ、サンマ、イワシ、サバなどの魚類に多く含まれます。
2位 ホエイプロテイン
前述の通り、たんぱく質をしっかり摂ることは、食欲を抑えたり、ダイエットをうまくいかせるためにはとても重要です。
その中でも、筋トレをする方々が日常的に摂取する機会の多い「ホエイプロテイン」には、食欲を増やすホルモンである「グレリン」の抑制効果もあるのです。
食事会の前、どうしてもお腹が空いてしまったタイミングで、
とりあえずホエイプロテインを飲んでみる
という方法は、食べ過ぎを防止したり食欲を抑える上で、理論的にも効果的で、実際に私自身も実践していますし、オススメした方にも好評を得ることがとても多いです。
1位 玄米
これは、意外と思われるかもしれませんが、実践した方々の中では最も効果を感じられたというレビューが多い食材です。
実際に、大会に出場される方々の中には減量中は玄米食にするという方がとても多く、これは、理論は知らずとも、結果が出ることが感覚的にわかっているから、というのもあるのかもしれません。
また理論の上でも、玄米に多く含まれるγ-オリザノールが脳の中枢に作用し食欲を抑え、自然に食事の好みが変化することで食べ過ぎを抑えられる作用があることを明らかにした研究があります。
私自身の体験としても、ほぼ全てのメニューが玄米食であるBIRUMESHIを日に何度も食べている期間は、あまり嗜好品や、いつもは大好きなラーメンなどへの興味が明らかに薄れる感覚があります。
食欲に悩まされる皆様は、一度騙されたと思って玄米食に切り替えてみてください。
「炊くのが面倒」
という方は、やはりレンジでチンするだけで済むBIRUMESHIをおススメします。
他にも、逆に食欲を増やしてしまう食べ物や生活習慣、食欲をコントロールするためのサプリメントなど、食欲にまつわる話はたくさんありますので、追ってご紹介させて頂きたいと思います。
ダイエットに挑戦される皆様の参考になれば幸いです。
■まだ食べたことがない方、
■気になっていた方、
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